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嫁にエッセイを1話でいいから書いてくれませんか?
ある出版社の企画で持ち上がったこの企画。
東京の出版社から嫁に電話がかかってきた。
出版社「ぜひ、奥様の本音をエッセイでぶつけてほしいのですが!」
嫁「エッセイ?
そうね…
私の自由に書いていいならやる♪」
出版社「ええ!もちろん、奥様の自由に書いてもらって大丈夫です」
嫁「だったらいいわよ♪
で?ちなみにどれだけ書けばいいの?」
出版社「そうですね…
大体、2500文字〜3000文字というところじゃないかと」
嫁「2500文字?
まぁ、よく分からないけどOKにしといて♪」
出版社「あっ、ありがとうございます!」
電話を切った嫁が、リビングでくつろぐ俺に話しかけてくる。
嫁「ねぇ、2500文字ってどれくらい?
何かピンとこないけど…」
カズマ「2500文字だったら、400字詰め原稿用紙の6枚以上は
最低でも書かないと…」
嫁「400文字原稿用紙6枚以上Σ(=゚ω゚=;ノ)ノ!?(鬼汗)」
カズマ「2500文字の時点で気づけよ!(゚∀゚;) 」
嫁「そんなの言われても分からないって!」
カズマ「分かれよ(汗)」
嫁「数字のマジックだわ……」
カズマ「……」
翌日から、嫁のピリピリムードが我が家を直撃。
アィデアが浮かばないのか?
テーブルの前で頭を抱える嫁。
カズマ「なぁ、そろそろ晩御飯にしてくれないか?」
嫁「うるさい!気が散るから静かにして!」
カズマ「……」
娘「ママァ!お絵かき一緒にしよう♪」
嫁「まどか!ママは、とっても忙しいの!
今日はパパとお絵かきしててね♪」
娘「うん♪」
カズマ「パパとお絵かき……」
嫁に最高の環境を与えなければいけない俺の苦悩。
エッセイなんか断らせればよかった(涙)
そんな我が家から逃げるように、今日も会社に出かける。
夕方、仕事を終えて今日もパチンコ店にまっしぐら。
カズマ「そういえば、今日は近所のお店が激アツイベントだったな!」
原チャに乗り、ダッシュでお店に到着。
この日のイベントは札刺しイベント。
札が刺さっていたら鬼アツというファンタスティックなイベント。
秘宝伝や銭形のシマを見て歩くも、当然のようにスロッターがぶん回し。
高設定が分かりやすいということは、それだけ競争率が高くなるのは仕方ない。
それでも、札台の空きを求めてウロウロしていると……。
カズマ「おっ!あったじゃないか!(゚ω゚=)
1台どころか、2台も3台も空きがあるじゃないか!
って、北斗の拳SEかよ(涙)」
いまや、高設定でも勝てない機種の代表とまで言われている北斗の拳。
こんな台打てるハズもない。
お店を出ようとすると、なぜか脳裏に浮かんでくるのは嫁の顔。
帰ったところで、原稿のアィデアに悩んでピリピリしてんだろうなぁ…。
俺に八つ当たりがくるのは、秘宝伝の鉄板以上に確実。
北斗の拳SEの札台を打つか?
家に帰って嫁のイライラに耐えるのか?
2秒で決まった俺の決断。
さぁ、閉店まで北斗をぶん回そう!
ミラクル目指して投資を始めるも、2チェどころかスイカすらも出てこない。
ようやく出現したのは投資7K。
高確率っぽいところで2チェを引くも、当たるどころか
演出すら無しでスルー(涙)
これが初代北斗だったならば…。
それでも、家に帰るよりはマシなんだ!と、自分に言い聞かせながらレッツ追い銭♪
投資18Kでようやく2チェからBBゲット!
とりあえず10連してくれればチャラに戻せるかな?
そんな願いも虚しく、最低ラインの2連で終了。
当然のように持ちコインは全飲まれ。
帰りたいけど帰れない……。
昔のCMのようなフレーズを口ずさみながら、レッツ追い銭♪(涙)
追加6Kのスイカから、ようやくラオウ登場!
今度こそは!
の思いも、ケンシロウにはまったく届かず3連で終了。
持ちコインを飲まれたところで稼動終了。
これ以上は、お金を浪費することは許されない。
肩を落としながら、トボトボと家路に帰る哀しい俺(涙)
家に帰ると、予想通りのピリピリムード。
娘を早々に寝かせ、嫁はパソコンの前で一生懸命原稿書き。
音を立てて嫁を刺激しないよう、息をひそめながらご飯を食べる。
30分後……。
嫁「あぁぁぁ!何よこれぇぇぇ!」
カズマ「何だ?何だ?いったい何がどうしたんだ?」
大声を上げる嫁に近づくと、頭を抱えてパニック状態。
カズマ「どうしたんだ?」
嫁「何よこれ!パソコンがいきなり真っ暗になって、 電源落ちちゃったじゃない!」
カズマ「そんなもん、俺に言われたところで(汗)」
原因は分からない。
何でいきなりパソコンの電源が落ちたのか?
カズマ「もっ、もちろん原稿のバックアップは取ってあるんだろ?」
嫁「バックアップ?そんなの取ってるわけないじゃない!
もうヤメた!原稿とかどーでもいい!( ゚Д゚) 」
カズマ「どうでもいいって、お前(汗)」
頑張って書いた原稿が一瞬で消えうせる。
俺も経験あるけど、確かに辛いし切ない。
でも、頼まれた原稿だけは何とか書いてくれ!
嫁「もうヤダ!入力するの面倒だし!」
カズマ「そこを何とか……」
伊佐坂先生にやる気を出させるノリスケさんのように、
我が家の大先生を励ます俺。
嫁「ねぇ、だったらあなたが入力してちょうだいよ」
カズマ「俺が入力(;´Д`)……」
一度引き受けた仕事は、何が何でも遣り通さなければいけない。
カズマ「それでいいから……」
こうして、嫁の原稿書きは無事に再開。
リビングでポテチを食べながら、原稿を思い出しながら説明する嫁。
頑張れ俺。
嫁の不始末は、俺の不始末なんだから(涙)
北斗の拳SE
投資24000円
換金 0円
収支−24000円
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