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(更新日時:06/01/30)


そろそろ会社が終わろうかという、夕方5時過ぎ。


ゾクッとする寒気と同時に、携帯電話に着信音が鳴り響く・・・



嫁だ(;´Д`)ノ




嫁「パンパカパ〜ン♪


今日は、気合を入れてグラタンにしてみました♪」


カズマ「気合を入れないと、グラタンは作れないのかよ(汗)」



基本は、10分以内で作れる料理が基本の我が家の晩御飯。

そういえば、最近は鍋料理が多いな(;´Д`)ノ



カズマ「帰りに、編集部に原稿を渡して帰るから
少し帰りが遅くなるけどいいかな?」


嫁「それはいいけど、渡したらすぐに帰ってきなさいよ!」


カズマ「はっ、はい('A`) 」



地元の福岡の雑誌に連載している原稿を
編集部に届けようと、原チャに乗ると
スロ仲間のKOHさんから電話が入る。


KOH「カズマさん!巨人の星の高設定打ちませんか?
用事があって、もうすぐヤメないといけなんですよ・・・」


カズマ「マジっすか!行きます!行きます!ヽ( `∀´)ノ 」



携帯を切り、深呼吸を大きくしてみる・・・



さて、ここからが大変だ(-ω-;)


気合を入れた嫁ほど恐いものなはい。

かと言って、巨人の星の高設定は捨てがたい・・・



巨人の星か?それとも嫁のグラタンか?



カズマ「やはり、巨人の星かな?」



気持ちが巨人の星に少しずつ傾く俺の携帯に着信。


雑誌の担当者である「とね」だ。



とね「今日は何時頃、編集部に来れそうですか?」


カズマ「('A`)・・・・・」



巨人の星か?それとも嫁のグラタン+とねに渡す原稿か?


金か?仁義か?


仁義か?金か?




カズマ「('A`)・・・・・」



嫁には、とにかく謝ろう。


何を言われても、文句を言われても
とにかく謝り続けよう・・・


労せずして巨人の星の高設定が打てる喜び。

これはグラタンごときじゃ譲れない(*`Д´)



とね「カズマさん!今日は、いったい何時頃に・・・」


カズマ「いいか、とね・・・
大人ってのは、汚い生き物なんだ・・・」


とね「汚い(゚ω゚=;)・・・・・」


カズマ「お前を捨てて、飛雄馬を選んだ俺を許せ(;´Д`)ノ 」



ブチッ



ツーツーツーツーツー





とね「飛雄馬('A`)・・・・・
俺との約束は、機械割114%に負けたのか(涙)


kyojin-6

大人になんかなりたくない_| ̄|○ 」




絶対に負けられんな、こりゃ・・・


2つの重荷を背負いながら、KOHさんの待つパチンコ店へ。



KOH「今ですね、ちょうどボーナス引いちゃったんで、
消化するまで打っていいですかね。」


カズマ「ええ!もちろんですよ。」


これが見事にBigで、ボーナスゲームを消化していると・・・



KOH「アワワヽ(´Д`;≡;´Д`)丿アワワ」


カズマ「どうしたんですか?」


KOH「えっ、液晶が・・・」


カズマ「液晶?」



( ̄□ ̄;)ナント!!







カズマ「アワワヽ(´Д`;≡;´Д`)丿アワワ」


kyojin-1


液晶にはプレミアムである
幻のテレビ版「巨人の星」のオープニング映像が!



KOH「こんな時に限って('A`) 」


カズマ「こんな時に限って(゚∀゚)アヒョ」


用事があるので、ヤメなければいけない無念のKOHさん。

プレミアム後、もう1回Bigを引いたところで時間切れ。


kyojin-4


KOH「すいませんが、閉店まで残ってたら
500G以上のハマリ台だけでいいんで、チェックして
電話で台番号を教えてもらっていいですか?」


カズマ「ええ!いいですよ( ´∀`) 」



Big終了後、急いでコインを流し、
ダッシュでお店を後にする。



カズマ「巨人の星を選んでよかった(´Д⊂グスン」


鼻唄混じりに打ち込んでいくと、投資2Kの32Gで特訓突入!

これが見事に4連リプレイゲット!


まずはBigで一安心。


ここから、特訓祭りが盛大に開催!


するも、リプレイ引けずにスルーばかり('A`)



それでも、G数解除でボーナスを引き続け、
少しずつコインを増やしていく。


kyojin-2


高設定らしく、リプレイ3連でバシバシ特訓突入。


するも、肝心のリプレイが引けずにスルーばかり('A`)




それでも、リプレイ4連チャンで「やりおった!」を
夕方からの稼動で合計4回!


kyojin


G数といい、リプレイ4連といい
設定に全然関係おまへんがな(;´Д`)ノ



何か、イヤな展開だな・・・



そんな悪い予感は不思議と的中するもので、
先の見えないハマリ地獄へ一直線(涙)



午後10時・・・


残り時間が1時間を切ったところで、携帯電話が鳴り響く。


集英社の担当者である、増澤さんだ(;´Д`)ノ



増澤「この前のマンガの原稿なんですけどね・・・」


カズマ「(;´Д`)ノぁぃ・・・・・」



10分ほどで打ち合わせは終了。

ダッシュでお店に戻り、大当たり目指して高速消化!



閉店まで残り15分・・・


「お前らさっさと帰りやがれ!」

そんなメッセージを込めた、哀しい曲が店内を包み込む(´Д⊂グスン



残り時間は4分20秒・・・


上部のカウンタは、1082を刻んだところで
持ちコインは全滅_| ̄|○


kyojin-5


もう、俺には追加投資する気力も時間も残されてなかった(涙)


明日の朝から稼動するKOHさんのために、
ハマリ台をチェックして退店。


KOH「カズマさん!結果はどうでした?大きく勝てました?」



カズマ「結果は言いたくありませんが、明日のお勧め台はお伝えします。
280番台が1082Gという大ハマリで終了してるから、
明日の朝は迷わず280番台に鬼ダッシュでお願いします(´Д⊂グスン」



KOH「280番台(゚д゚;)・・・・・




俺がカズマさんに譲った台じゃないですか!(鬼汗)」


カズマ「そうみたいですね⊂⌒~⊃。Д。)⊃ピクピク」



Big後、しかもプレミアムのオープニング画面後の
巨人の高設定を打ち、2000円とはいえ負けてしまった
情けない俺('A`)



嫁のグラタンを捨ててまで打ちに行ったというのに・・・



帰宅すると、嫁はテレビドラマに夢中。



カズマ「すまん!今日は俺が悪かった!」



シーン・・・・・





何も反応しない嫁が恐くてたまらない('A`)



台所のテーブルを見ると、冷えてカチカチのグラタンがポツンと1つ・・・



カズマ「('A`)・・・・・」


嫁「今日食べなくてもいいけど、明日もそれだから。
食べるまで、晩御飯は毎日そのグラタンだから、
別に食べなきゃ食べないでもいいのよ。」


カズマ「('A`)・・・・・」




逃げ出せない、冷えたグラタンの無限ループ(大涙)


しょうがない・・・


俺が悪いんだから・・・



冷えたグラタンを食べようとすると・・・



嫁「ねぇ、今日は勝ったの?」


カズマ「いや、残念ながら負けてしまって・・・」


嫁「あぁ、そう・・・






ふ〜ん( ´,_ゝ`)ふ〜ん」



ニヤリと微笑む嫁・・・



嫁「負けろ、負けろっていう祈りが通じたのかしら(笑)」


kyojin-7


カズマ「祈ってたのかよ!Σ(´Д`lll) 」



怒らせると、旦那の不幸を真剣に願う
うちの嫁・・・



嫁よ・・・


分かっているのか?




俺の不幸は家族の不幸でもあるんだぞ(;´Д`)ノ



笑いながらテレビを観ている嫁に、
そんな理屈は通じないのだろう(涙)


巨人の星3
投資2000円
回収0円

−2000円


作者紹介
カズマ
福岡県に住むサラリーマン。
5年前のある日、嫁から死刑宣告とも言える「小遣い無し」の通達を受ける。
スロットで小遣いを稼ぐことをひっそり決意。
ブログでスロット日記を書くと共に、
理不尽な嫁との毎日を記録した「実録鬼嫁日記」を書き始める。
そんな嫁が珍しいのか?アクセスが少しずつ増えていき、
アメーバブックスから出版されることに。
やがて、スーパージャンプで漫画になり、フジテレビでドラマになる。
3歳の娘と理不尽な鬼嫁との3人暮らし。


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